【和歌山】成人式で新成人4人が急性アルコール中毒で搬送 会場の外でワインを飲む 市「マナーを守って」

今月13日の「成人の日」を前に5日、和歌山市で行われた成人式で出席していた新成人4人が会場の外で酒を飲み、急性アルコール中毒で病院に搬送されました。市は「飲酒のマナーやルールをきちんと守ってほしい」と話しています。

和歌山市の県民文化会館で5日行われた市の成人式には、新成人合わせて1855人が出席し、市長による激励や新成人の代表によるあいさつなどが行われました。

会場の外では多くの新成人が写真を撮影するなどしていましたが、消防によりますと「友人が酒を飲み過ぎた」という通報が相次ぎ、式に出席していた新成人の男性合わせて4人を病院に搬送したということです。

4人は急性アルコール中毒と診断されましたが、いずれも命に別状はないということです。

和歌山市によりますと、成人式の会場にアルコール類を持ち込むことを禁止していますが、一部の新成人がワインなどを会場の外で飲んでいたということです。

和歌山市生涯学習課は「飲酒による事故なども起きているため、新成人には飲酒のマナーやルールをきちんと守ってほしい」と話しています。

2020年1月5日 18時56分
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